塗床工事

塗床材には大きく分けてエポキシ樹脂系・弾性ウレタン樹脂系・MMA樹脂系・水性アクリル樹脂系・無機系床材があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。

塗床材

エポキシ樹脂系塗床材

・エポキシ樹脂の高強度、耐久性と、豊富な工法で、クリーンルームから一般床まで、シームレスで衛生的な仕上がりができます。
・フォークリフトの走行にも耐える耐久性の高い床材です。
・普通コンクリートの約5倍もの耐摩耗性があります。
・耐薬品性にすぐれ、薬品や食品などの物質に侵されにくい塗床材です。

弾性ウレタン樹脂系塗床材

ゴム弾性があるため、ソフトな歩行感が得られます。
歩行音が静かです。
滑りにくく安全で、摩耗が少なく丈夫です。
シームレスな仕上面で、汚れにくく衛生的です。

MMA樹脂系塗床材

一般的な塗床材と比べ硬化速度が速く、施工期間を大幅に短縮できます。
さらに、-30℃まで硬化可能の低温硬化性があります。
施工後1時間で歩行可能な超速硬タイプです。
耐薬品性、耐熱性にすぐれ、抗菌商品も用意しています。

水性アクリル樹脂系塗床材

特殊合成樹脂を主体としたカラー薄層舗装材です。
ローラーバケ塗りで簡単に作業できます。
水性ですので引火、爆発の危険性や毒性の心配がありません。

無機系床材

特殊合金骨材を配合し、耐摩耗性、耐衝撃性、耐久性などに優れた床材です。
コンクリートの6倍以上の耐摩耗性を備えています。
-50℃の極低温下でも劣化せず、凍結融解作用にも強い抵抗性を示します。
コンクリート打設と同時に施工するタイプと、コンクリートが硬化した後塗り付ける工法があります。